前期を振り返ろう!(授業紹介編)
前回の記事で宣言した通り、授業の振り返り📍10月初旬から受けていた必修5科目で、何を学び・何を感じたかを振り返ってみます。寝起きの母が目を擦ってでも読みたくなるような何かにしたかったけれど、読者を完全に無視した、文字だらけの記事になっていることを許してね🦄
(1)Environmental Management
環境問題(大気汚染、生物多様性の減少、気候変動など)の現在地を知り、問題の構造を紐解いた上で、企業・政府・個人がどのようなアクションを起こしていけるかを学びました🌐地球環境の問題が注目され始めたのは、1992年にブラジル・リオデジャネイロで開かれた環境会議(リオサミット)と言われていますが、そこから社会はどう変わったか・変わっていないか、地球の限界(プラネラリーバウンダリー)とは何か、社会変革のためにどのような経営ツール(ステークホルダー分析、環境マネジメント評価など)が活用しうるか、大局観を養えたような気がします。
担当教授は社会を良くしたい・担い手を育てたいという思いが強く、それは最終課題エッセイのお題だった「様々な利害が絡み合うリチウム開発プロジェクト(グループワークで扱った題材)を円滑にキックオフさせるために、あなたならどんな経営ツールを使う?その理由を論ぜよ」にも表れていたように思います。その思考には賛同するものの、グループワークの設計にやや無理があり、かつグループ成果物へのフィードバックもないままにエッセイを書かねばならず、最後の最後に机上の空論感になってしまったのがちょっと残念でした。周りの友だちの反応を見ていても「結局どの経営ツールを使うかこじつければいいよね?」と話していて、題材とするプロジェクトをもう少し精緻なものにすれば、どうしてその経営ツールを使うのか、より書き甲斐もあったのでは?と思っています💭とは言え、各経営ツールの学術的理解が深まり、実際使ってみるのも抵抗がなくなったのはよかった✨
(2)Business Ethics
企業倫理…!めちゃくちゃ難しかった😱授業では、様々な哲学者(カントやミルなど)のレンズを通して、「正しいとは何か」「正義とは何か?」という絶対解のない問いを考えました。例えば、嘘をつくのは”道徳的に悪い”とされているけれど、それが”優しい嘘(嘘をついた結果、誰かの不幸が防げる)”ならば、道徳的に悪いのか?を考えたり、「多くの人を救うために、1人の犠牲は許されるのか」という問いは、「1人の犠牲」がどのような形で生まれるかで決断が変わり得る(トロッコ問題と言われるもの。こちらのサイトのイラスト分かりやすいです)と知って、物事に白黒をつける難しさ、白黒は簡単に変わるかもしれないことを学びました。
当初は言っていることもよく分からなかったし、倫理という学問の全体像を掴むのに一苦労。コンセプトが理解できたと思っても、アウトプットするのは難題でした。正直なところ、今も必死に文章を書いています🥶
最終課題のエッセイ「過去15年以内に倫理的問題となった企業事例を取り上げ、倫理的理論で分析・展開せよ(それが倫理的に正しいかそうでないか読み解く)」とのもので、かなり苦しみました😅(みーんな苦しんでいた…)ただ、担当教授は非常に献身的で、エッセイについてもアウトラインから様々なフィードバックをくださったのはずっと有難かったです。後期も他の科目でお世話になるので、反省点を活かして頑張ります。
マーケティングとサステナビリティと社会。この授業面白かったのですが、最終的に掴みどころが分からなかったのが正直な感想です。マーケティングは一般に、ある商品・サービスを消費者に届ける・売る機能(ミクロマーケティング)ですが、この授業ではマーケティングを社会経済システムの一機能(マクロマーケティング)を捉えて、話が展開。マーケティングは問題/マーケティングは解決策、という理論をコアに、様々な広告やCM事例が紹介されました📺
例えば、ファストフードのマーケティング(特に欧米圏)は、子どもをターゲットにしていることも多く、それが子どもの肥満や健康悪化に寄与していると長く批判されています。認知能力がまだ十分ではない子どもに向けたマーケティングの問題点、子どもの健康を守るために企業・業界団体・政府は何ができて/できないのか、どう思うかなどを学びました。また、貧困層向けの商品開発やマーケティングはターゲット層の「弱み」に付け込んでいるのではないか?という視点や、マーケティングはジェンダー差別や社会的偏見を生んでいるのではないか?などなど、批判的な色の強いマーケティングの授業でした。
この科目の問題点は(笑)、教授から、学生サポートしようという姿勢がほとんど見えなかったこと。授業やリーディングは事例中心の一方で、試験は論述形式で理論の説明を求めるものと、コースの全体設計がしっくり来ませんでした。大学院レベルでの勉強はこれ、と言われたらそれまでなのかもしれないけれど、この授業は満足度低めです😭コースメイトの皆一様に不満を口にしていたので、こう感じたのは私だけではないはず✊
(4)Operations Management
この科目はかなり手触りがあり、理論と現実世界での行き来が最もイメージしやすかったです。年末、ロンドンのトラファルガー広場前の混み合うカフェチェーンに入って、もっとちゃんと列に並んでもらうように指示をして、メニューを絞り、カウンターごとに「アメリカンコーヒー」「カフェラテ」「トースト温め」などと商品を絞ったら効率良いのでは?予めアナウンスしておけば、メニューが絞られていても来たい人は来るだろうし、そうじゃない人は他店舗に行けばいいだろうし…などと考えるほどでした(笑)一方で、少し勉強した私でさえ改善できる点があると思うのに、そうならないのが現実世界の難しさだとも思ったのでした。担当教授からもっと学びたいと思っていることもあり、何らかの形で勉強を続けたい。サステナビリティ×オペレーションを仕事に携わりたいという自分の興味も発見することができて大満足です☺️
(5)Business Economics
ミクロ経済学の基礎。経済学の知識がない人でも理解できるよう授業設計されており、実際、演習問題が十分に用意されるなど、教授のサポートも非常に手厚かったです。初回授業ではミクロ経済学の定義(家計・企業を最小単位とした消費・生産行動を分析する。対するがマクロ経済学は政府・企業・家計の全体で経済を把握する、GDPなど。)から入り、需要/供給に変化を及ぼす要因、色々な市場(完全競争市場や独占市場)の特徴、価格の決まり方、収益&コスト構造を学びました📈
ちなみに何となくですが、中小企業診断士の科目と重なっている部分も多いあるかもしれません。分からないことを調べる度「中小企業鑑定士の試験対策」などのサイトにたくさんお世話になりました!(「道産子 北国の経済教室」というホームページもたくさん参照しました🐄一度聞いたら忘れられない名前🐄)
これまでなんとなく経済学に興味がありながら、私には難しいかも?と思っていた分野。復習にはかなりの時間を要し、あらゆるグラフがタコ踊りにしか見えない時期もありましたが😅、今では頭の中でそろばんを弾けるように(そろばんできません)、頭の中でグラフを描き動かせるほどインプットされた感覚あり、達成感の大きい科目です🎖試験前には友だちに、政府が企業(生産者)に税金を課した時、課税前後で生産者と消費者の余剰はどう変化するかを英語で説明できたりして、それはそれは本当に誇らしかったです(笑)。気持ちは需要/供給曲線マスターですが(笑)、やっと入口に立ったのだろうと思います。わずかながらでもこの基礎力を活かして、世の中のいろんなことを観察したい。
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| 特に下のグラフがタコ踊り🐙 |

